修二の雑記帳

ちょこちょこ書いていきます

名探偵ピカチュウ?あぁ、西島秀俊萌え映画ね。

 

 

今夜21:00、金曜ロードショーで『名探偵ピカチュウ』が地上波では初めて放送された。

去年のこの頃、しわしわピカチュウがあまりにも面白く可愛すぎる、とインターネットを駆け巡ったのが、大昔に感じるから時の流れは恐ろしいもんです。

 

画像は金曜ロードショー公式Twitter(@kinro_ntv)から 

 

とにもかくにも、『名探偵ピカチュウ』だ。

単刀直入に申し上げると、とにかく見て欲しい。こんなにすっきりと幸せな気持ちに満たされる映画はそんなに多くないんじゃないか。

今回は、ネタバレをせず、『名探偵ピカチュウ』の個人的大好きなポイントを語っていきたい。

 

 

 

あらすじ

かつてポケモントレーナーを夢見、ポケモンが大好きだった青年ティム。そんな彼のもとに、長年疎遠だった父が事故死したと連絡が入り、ポケモンと人間が共存共生する街、ライムシティに向かうことに。探偵をしていた父の事務所に訪れると、1匹のピカチュウが。なぜかティムはこのピカチュウの言葉が理解できた。中身がおじさんらしきピカチュウの言うことには、自分は記憶喪失であるが、ティムの父のパートナーポケモンであったこと、そして「ティムの父は、実は事故死ではなくまだ生きているはずだ。」ということだった。

 

 

ピカチュウがかわいい

ピカチュウがかわいい。ふわふわ。かわいい。コーヒーカップを煽る姿。小さいお手々。ふりふり揺れるふわふわのしっぽ。何もかもがかわいいのである。360度死角なしの可愛さ。抱きしめたい。このふわふわを。肩に乗せて重みを感じ、右頬にふわふわと温かさを感じたい。

この可愛いピカチュウが1時間半以上眺め続けることができる、これだけでこの映画を見る価値があるってもんですよ。私はこの映画のオリジナル版で、adorable=可愛らしい、愛らしいって単語を完全に覚えました。(cuteよりもん“ん”ん“かわいいね!!よしよし!!感が強い感じ)

 

そしてこのピカチュウ、本当にちょこまかと動く。あらゆる動きと表情をピカチュウにさせ、「どうだ、ピカチュウは本当にかわいいだろう」という製作の声が聞こえてきそうだ。ありがとう、製作さん。めちゃくちゃ可愛いです。

 

アニメでは描かれないピカチュウの質感、このリアリティが堪らない。ポケモンはやっぱりこの世界にいるんだ!!!」と思わせる、この生感が実写作品として『名探偵ピカチュウ』が優秀で、大好きなポイント。ピカチュウの他にもたくさん出てくるポケモンたちの質感も必見。

(リアリティという点で、私は冒頭にポケモンボールが出てきたシーンで「この映画信用できる」ってなった。)

 

 

 

ストーリーが分かりやすい

ターゲット層に子供がガッツリ含まれている作品なので、ストーリーがとっても分かりやすい。良い意味で、気合を入れずに見ることのできる映画だ。

深みのある作品が好きな私としては、ポケモンと人間が共生しているという世界をもっと掘って欲しい!!など、ストーリーが薄味に感じることもあるけど、100点満点中「ピカチュウ可愛い」が500億点なので、些細な事だ。

 

 

 

西島秀俊がかわいい

やっとタイトルの回収ができる。ご存じの人も多いと思うが、今作の主役、ピカチュウの日本語吹き替えを担当しているのは、俳優西島秀俊さん。

芸能人に対して、結婚したい、恋人になって欲しいなんかの感情が一切湧かない私が、珍しく結婚報道に落ち込んだ人物。(それくらい好きです)

 

西島秀俊さんというと、優しい役、ぶっきらぼうな役、怖い役、几帳面な役、様々な役をこなす俳優さんだけど、「おちゃらけたかる~い役」「面倒くさいおっさんの役」ってのがそんなに多くないように思える。

彼の演技の幅の貴重な領域を、身もだえるほどかわいいピカチュウの姿を通して散々浴びることができる。めちゃくちゃお喋りだから、本当に終始彼の声を聞ける。素晴らしい映画だ、『名探偵ピカチュウ』。

 

個人的に特に好きな台詞は

・「ポケモンファンなんだろ?^^」「んん~パパのせいにしちゃってぇ~^^」

・「ぺかぺかぁ~」@ポケモンバトル

https://twitter.com/kinro_ntv/status/1263814580788015104?s=20

・しわしわピカチュウのとき歌ってる歌

です。見ながら探してみてくださいね。(探さなくていいです。)

 

映画を見ていくにつれ、かわいいピカチュウから成人男性の声が出てくること、西島秀俊が声を当てていることが当たり前になっていくと思う。

そんな一瞬に、「このピカチュウの声……西島秀俊さんなんだよな。」と思い返して、胸がかきむしられるような症状にみんな苦しもう。

 

 

 

ポケモンと人間が共生する街・ライムシティ

ポケモンと共に生活する。ポケモンキッズだったみんな、一度は夢見たことなんじゃないかな。

幼少の頃、ポケモンのアニメを見ていた私は、胸が熱くなるかっこいいポケモンバトルも大好きだったけど、サトシのお母さんがバリヤードと家事していたり、ジュンサーさんがガーディと仕事していたりする光景が大好きだった。

Twitterで「#ポケモンと生活」というファンアートが流行っているにも見られる通り、みんなポケモンと暮らしたいと思っている。

 

『名探偵ピカチュウ』は、アニメで見ていた世界観よりも、さらにポケモンと暮らす現実を高解像度で私たちの前に提示してくれた。夢が膨らむ一方だ。

 

 

 

最後に

この映画を見終わった後、「ポケモンと暮らす」幸せな夢に浸りきったあと、現実に目を向けなくてはいけない。そして「なぜポケモンはこの世にいないのか」小学生ぶりに絶望するだろう。

 

ポポちゃん、メルちゃん、シルバニア等々、あらゆる「女の子に人気のあるおもちゃ」を通らずに、幼少期を過ごした私が夢中だったのはポケモンだった。

私も、10歳になればポケモントレーナーになるべく旅に出るのだ、と夢見ていた少女だった。大人になり、もしかしてポケモンって居ないの……?という事実に薄っすら気づいてしまったあの寂しい気持ちをまた味わう。このノスタルジックな切なさを再び体験したのも、この映画が好きな理由なのかもしれない。

 

……私もパートナーポケモンが欲しい。

 

 

 

おまけ

渡辺謙のパートナーポケモンがブルーなのずるい。あの渋いおじさんが、「可愛いとこともあるんだよ」ってブルーをよしよししてる図がずるい。大好きです。

 

結構主要キャラに、ムサシ(林原めぐみさん)とコジロウ(三木眞一郎さん)の声優さんを持ってくるのが、アニメを見まくってた人間に刺さる。嬉しい。

 

 

ここまで読んで下さり、ありがとうございます。

初めて書くブログでかなり稚拙なものになりました……。

これから、映画の感想、旅の感想など書いていければな。と思ってます。

 

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